内藤いづみさんの本を紹介していただきありがとうございました。生き方が人それぞれであるように 死に方も十人十色だということを改めて考えることができました。生き方のヒントがたくさん書かれている中で、「毎日小さな身の始末を」という言葉が心に残りました。
”最期に後悔しないためにどうすればいいか、つまるところ今日やるべきことを今日やっておくということしかないのかもしれません・・・。”
今日は、昨秋畑に埋めておいた大根を2本掘り出して、夕飯に亡き母がよく作ってくれた大根なますを作りました。今日のささやかな身の始末です。
本を読み終えて、そばにいた孫に「陽斗、おばあちゃんが死んだら畑に咲いている花を供えてね」と言ったら、孫が「うん、わかった。でも冬に死なんといてよ、畑に花がないで」と言いました。「そうやな、そうするわ」と言って二人で笑いました。笑いながら死ぬ時の話をするって、何て幸せだろうと思いました。
いい塩梅で生きて死ぬことができるように、小さな身の始末を心がけたいと思います。お宝まんじゅうは、私にとって癒しの場であり学びの場です。陽斗もたくさんの方とふれ合うことができ、貴重な体験ができてとてもありがたいです。これからもよろしくお願いします。
2021.2.14
可児洋子