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特性を持った個人が集まることで生まれる関係性・役割を大事に
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自己肯定感 体調や情緒の安定 介護家族への支援
1 子育て文化の継承
若いお母さんたちに、子育ての極意をその人の歴史を語る中で伝える。
2 ストレスリダクション
介護する方、される方、かなりストレスがたまっています。ストレスは体の緊張を緩めることで、緩和できます。心理療法の一つ。これを導入することで、個人と個人が交わりやすくなります。
3 個別支援も
・パソコンに興味のある障がい者には、月2回に定例会の他に個別で対応。本人の情緒の安定に。
・河田先生による発達相談を計画中
4 支援技術や障がいの特性の基礎知識やものの見方を幅広く学習しよう。
→定例会の他に学習会
・吉川吉美先生 愛知学院大学教授(5月)
「自閉的傾向の人たちとパニックについて」
・河田道敏先生 すまいるはうす理事長(5月)
「障がいを持つ方たちの青年期の課題」
「福祉をやる人は他の人と違う視点を持とう」
5 仕事づくり ・仕事が生きがいにつながることが多い。
・仕事の開拓を模索中 例)駄菓子屋
6 お年寄り(認知症)を元気にするツールの開発
・スライド、スマホ、パソコンを使った回想法
・OA機器の活用
・戦争体験を聴く。
7 若い世代(学生)、退職後の経済的・身体的に安定した人たちのボランティア活動
8 芸術活動
・絵、水墨画、習字、踊り、三味線、歌
・自己表現、それぞれの認め合い、子供たちと一緒に
9 おやつ作り
親睦、楽しさ、満足感、季節感
お宝まんじゅうの目指すこと
たとえ認知症になってしまっても社会生活が楽しくおくれることを発信する。そのために個別対応をしっかりやって本人が自己肯定感をもてるようにする。人数は15名ぐらいまでとする。
参加者の半数が若年性認知症、ヘルペス脳炎や膠原病など後遺症や病をかかえている。障がいの特性のため集団になじめず、パニックを起こしやすい人もいる。認知症のお年寄りもその家族もいる。それでも一人一人が主人公になれることを一年の取り組みで実感できた。生産性という物差だけで見ると何もできないようにみえる人が好きなことや特技が発揮できる場面があると輝く。認知症のお年寄りの豊かな言葉と感性は子育ての極意を伝えてくれる。認知症の予防も大切であるが、なっても社会的に孤立せず、生きていける事実を伝えていきたいと思っている。また、知的障がい者の所属できる場は圧倒的に不足しており、障がいの特性に対する一般の人の理解はまだ低い。お互いの人間性を分かり合える場としていきたい。
制度上、高齢者、障がい者、幼児というように縦割りとなっているが、どのような人も出入りできる場があることが『地域福祉』にという観点から見るとごく自然のことである。